自殺についての自分が思ったこと
自分の考えだが、
人は、なかなか死ねない。
死ぬ為の確固たる信念が必要だと思うから。
違う言い方なら、確信だ。
死ぬという怖さや不安もあるし、身体がそういった反射を止めるだろう。
死ぬと確信するまでのプロセスは、想像を絶することだと思う。
そのプロセスに至る原因は、自分に対する悩み、自分が関与する自分以外の悩み。
このあたりだと考える。
そして、それを可能にするのが、自己説得という繰り返し行う意図の刷り込み。
何度も、原因に対して想うネガティブな言葉を刷り込めば、その言葉どおりに思い込み、行動してしまう可能性がある。
もう一度言うが、
本来人は、なかなか死ねない。
否、死ぬことができない。
それは、産まれた瞬間から、長い短いがあるが寿命という、死に向かって生きていくから。
自殺も、その人の寿命と言えば、それまでだが…
自らを殺めることを寿命とは、考え難いのは、俺だけだろうか!?
死ぬと確信するまでの、プロセスが必ずあるはず。
当人が、何を悩み、考え、想い…
それが、どれだけの時間を苛まれ
結果として、死ぬしかないと決断したのか。
決断しても、死ぬまで恐怖や不安があったはず、また、自殺を決行し、実践しても、死ぬまで意識はあるはずだから、壮絶に苦しいはずだ。
それされも、ある意味乗り越えた先に自ら殺める死が訪れる。
人は、もともと自己中心的な存在だと思っている。
それを踏まえたうえで、他己に関われるように思える。
人の心は、誰にも分からない。
これを書いてる俺も分からない。
もしかしたら、俺自身の心もわかっていない…かもしれない。
今の世界は、殺伐とした世界だと感じる。
自殺する人は、この世界で、
何を見て、何を感じ、何に触れて、どんな匂いを嗅ぎ、どんな音を聴いているのだろうか?
この世界は、観る人によって、観え方がまるで変わる。
だから、自殺を自然淘汰とは思いたくないし、自殺は、少なくなれば良いと思う。